「人混みや大きな音が苦手なうちの子、旅行中にパニックにならないか毎回ヒヤヒヤしています…」
そのお気持ち、すごくわかります。
うちの子たちも人が多い場所や大きな音が苦手で、油断すると疲れ切って癇癪、ということがよくありました。
保育士として色々な子と関わってきた経験と、我が家で実際に試してきた工夫をあわせて、旅行中にパニックを防ぐためにしていることをまとめました。
なぜ疲れやすいの?感覚刺激の多さ
旅行先は、普段と違う音・光・匂い・人の多さなど、情報量がとても多い場所です。
感覚が敏感な子にとっては、楽しい刺激と同時に「疲れる刺激」も人一倍多く入ってくるので、気づかないうちに疲労がたまっていることがあります。パニックや癇癪は、そのサインが限界を超えたときに出ている場合が多いと感じています。
出発前にしている3つの準備
1つ目は「旅のしおり」で見通しを見せること。
写真や簡単な絵で「どこに行くか」「何をするか」を先に伝えておくだけで、不安が減ることが多いです。
2つ目は、いつもより荷物に余裕を持たせること。お気に入りのタオルやおもちゃなど、安心できるアイテムは必ず持っていきます。
3つ目は、スケジュールを詰め込みすぎないこと。「予定通りに動けない前提」で、余白のある計画を立てるようにしています。
持ち物については別記事「長期旅行の持ち物リスト|保育士ママが本当に使ったものだけ紹介」でも詳しく紹介しているので、あわせて読んでみてください。
移動中に助けられているグッズ
4つ目はイヤーマフやノイズキャンセリングのヘッドホンで音を減らす、サングラスで光の刺激を減らす、といったアイテムでの対策です。
あとは、好きな動画や音楽、塗り絵など「気持ちを切り替えられるもの」をいくつか用意しておくと、ぐずり始めたときに助けられることが多いです。
新幹線・飛行機で使える設備
新幹線には「多目的室」という、体調不良時などに利用できる個室スペースがあります。車椅子を利用する方が優先ですが、状況によっては駅の窓口や乗務員に相談することで使えるケースもあるようです(号車や予約可否は路線によって異なるので、事前に確認しておくと安心です)。
飛行機でも、空港によっては搭乗前に落ち着ける「カームダウンスペース」を用意している場合があります。使えるかどうかは事前に航空会社や駅に確認してみるのがおすすめです。
移動手段そのものの選び方は、別記事「発達っ子が安心できる旅のスケジュールは「移動手段」で決まる」でまとめています。
人混みを避ける時期・時間帯の選び方
同じ場所でも、時期や時間帯によって混雑具合はかなり変わります。
5つ目のコツは、連休のピーク時期を避けたり、開園直後や閉園間際の空いている時間を狙って計画すること。
これだけで、子どもの負担がかなり減る印象があります。
「人が少ない時間に少しだけ楽しむ」くらいの気持ちで計画するのがちょうどいいと感じています。
現地で疲れてしまったときは
どれだけ準備しても、疲れてぐずってしまうことはあります。
ときは、無理に予定を続けず、宿やホテルの部屋に戻って休む時間を作るようにしています。
静かに過ごせる部屋を選んでおくと、こういうときにとても助かります。
宿選びのポイントは「実家はホテル経営。幼い頃から手伝ってきた私が教える宿の見分け方」でも紹介しているので、参考にしてみてください。
発達特性のある子との旅行そのものについては「発達障害の子と長期旅行はできる?保育士ママが実際にやってみた結果」でも詳しく書いているので、よければあわせて読んでみてください。